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7月9、10日を利用し、福岡にて研修会に参加してまいりました。
研修内容は、お口の中を一つの単位としてみて、いわゆる「長続きする治療」であったり「良い状況がつづくお口を作るには?」というのが主なテーマです。
こういった勉強会に参加するのも理由があります。
じつは、下のスライドは私の発表のうちの一枚です。
ここで、言いたいのは「1本の歯を守ること」と「治療成績が長続きすること」は必ずしもイコールではない。
そこには、お口全体を通しての「診査・診断」が大事だということです。これは以前から言われていることですが、1本を守るよりも全体的な調和が大切です。
患者様の中には「何が何でも、この1本」と思われている方も少なからず、いらっしゃいます。
でも、本当にそれは正しいのでしょうか?歯を失ってしまう漠然として恐怖にかられて、冷静に判断できないこともあります。
逆に、歯内療法家の専門の先生とも意見を異にすることがあります。
「どうして、そこを頑張ったの?もっと大切な事あるんじゃないの?」と思うことも多々有ります。
重要なのは正しい医療情報を提供して、数年後を考えた医療を実現させることだと思っています。