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神戸・芦屋の皆様こんにちは。甲南山手、福山デンタルクリニック院長の福山です。
今日から子どもの歯みがきに関して、数回に分けてお伝えします。
歯の健康は全身の健康と密接なつながりがあることは、これまでの紹介でお伝えした通りですが、子どもの健康のためにも歯みがきにご両親が関わることはとても重要です。
歯の健康と子供の成長は切っても切れないつながりがあるからです。
丈夫な歯で食べ物をしっかりと噛み、おいしく食べることのできる能力は、大人になって急に欲しがっても手に入るものではありません。
健康な歯は親が子に手渡せる、その子の健康を一生支えてくれる最大の贈り物と言えます。
仕上げみがきはいつからいつまで?
仕上げみがきとは、子どもに歯ブラシを持たせて歯磨きをさせた後、大人がきちんと磨いてあげることを言います。
子どもへの仕上げみがきはできるだけ早く始めることが重要です。歯が生え始めたら、ご両親は仕上げみがきを始めましょう。
具体的に何歳頃までしてあげたらいいのか悩まれる方も多いと思いますが、いつまでという目安はあまりなく、「自分の歯がきちんと磨けるようになるまで」ということです。
歯が生え始めて、乳歯が永久歯になって、毎日の歯みがきを子どもが一人でしっかりとできるようになるまでの間、ご両親が仕上げみがきを手伝ってあげる方がよいでしょう。最後に生える永久歯は12~13歳で生えます。その頃までしっかり、子どもの成長を見守りながら、あわせて歯みがきを教えていくようにしましょう。また磨けているかいないかはなかなか判断しづらいものなので、市販の歯垢染め出し液を使ったり、定期的に歯科医院でチェックすることをおすすめします。
それでは次回から子どもの年齢にあわせた歯みがきについて、それぞれご紹介していきます。