根管治療の実際の例
根管治療の一例を紹介します。本ケースは保険診療で行なった例です。
術前のレントゲンを見てみましょう。

すでに神経の処置がされてあります。下顎は骨が分厚いため、はっきりと病変が見えないことがあります。
そこでCTを撮影しました。

CT像の1スライスを切り取りました。病変がはっきりと見ます。画面左下の根尖の先にある黒い部分が膿です。

別のスライス像を出します。

CT像は無数のスライス像で成り立っています。また、そのスライスの仕方も自由度が高く、病変の原因を掴むのに不可欠です。今回は「隠れていた根管」「裸眼では発見できなかった根管」が原因であると推察されました。CT像であらかじめ、原因を考察してから、アプローチします。
そのアプローチしていく動画がこちらです。https://www.youtube.com/watch?v=ID7VpB1mEqg