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9月15日、16日は東京にて、研修を受けて参りました。
東京でご開業されている「岡口守雄先生」です。
マイクロスコープを用いた根管治療では世界有数の先生です。
「マイクロスコープを用いた歯内療法」の真髄を垣間見た気がします。
具体的に言いますと、
根管の断面は楕円形です。
もっと、複雑な場合もあります。たとえば、尾ひれみたいな「フィン」という構造であったり、
「イスムス」という、二つの根管がほそーーーく繋がっている場合もあります。
では、根管の内部が汚れてしまった場合、どのように掃除するのでしょうか?
以前に説明した「ファイル」という器具で通常掃除していきます。
ところが、ファイルは「円形」に掃除するのは得意なのですが、楕円形は不得意です。
ですから、「XPエンドシェーパー」など、不思議な形のファイルが存在するのです。
「ファイル」に頼って掃除するのもいいのですが、やはり汚れは「見て取る」のが一番確実です。
そのため、「見える」ための「マイクロスコープ」が歯内療法、根管治療では有用なのです。
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