1. トップページ
  2. 一般歯科 大人の方へ
  3. 顕微鏡歯科

顕微鏡歯科

マイクロスコープ

マイクロスコープ口の中は、"見えそうで見えないところ"です。暗く狭く、陰に隠れる部分が多いのです。そんな見えにくい所を、レントゲンを参考にしながら経験と勘だけを頼りに治療を進めて行く、これが通常の歯科治療です。

しかし、1990年代後半に歯科の世界にも導入され始めた顕微鏡はこの状況を一変させました。
歯科用顕微鏡は写真の様な手術用顕微鏡を用いて、「見える」治療をするのです。

歯科用顕微鏡は狭く暗い口の中を明るく拡大し、歯の奥深いところまでくまなく見せてくれます。これで歯を見ると、肉眼で行う治療だけではいかに不備が多いかが誰の目にも解ります。したがって、顕微鏡を用いることであらゆる治療の精度が上がり、今までうまくいかなかったことや解らなかったことに解決の道が開かれたのです。

私の師匠は言いました「顕微鏡のないところで治療されたくないわ」

私もそう思います。
特にむし歯や神経の治療、難しい抜歯など、高度な技術が要求される場面で力を発揮します。無駄に神経をとらない、無駄に抜歯しない、むし歯をきちんととる。あたりまえでも難しいことをかなえるために必要な道具です。

マイクロスコープ
アメリカの歯内治療の専門医は顕微鏡の導入が義務化されております。


顕微鏡から見た歯
  1. 顕微鏡歯科写真では、実際のお口はどのように見えるのでしょうか?
    こちらの写真は顕微鏡で2倍の写真です。
    実際より2倍拡大しています。

    はっきり申し上げて何も見えません。
    裸眼だと何も見えないのが、ご理解いただけたかと思います。
    この状況で治療しているのが従来の保険の治療なのです。


  2. 顕微鏡歯科写真顕微鏡8倍の写真です
    歯と歯の間に茶色のむし歯があるのが見えると思います。

    実際の顕微鏡では、もっとはっきりと見えます。
    歯を削ったりするのには、基本的にはこの倍率でおこないます。







  3. 顕微鏡歯科写真同じ部位です。16倍にて、
    むし歯の取り残しがないかをチェックしています。

    これくらいの倍率だと、かなり正確に見えます。
    チェックをするのに、最適な倍率です。

    顕微鏡のすごさが分かっていただけましたか?






  4. 顕微鏡歯科写真歯の破折(割れています)













  5. 顕微鏡歯科写真歯と歯の間のむし歯












治療例
  1. 顕微鏡歯科写真治療前です。
    黒くなっている部分を確認することができます。
    治療に際し、ラバーダムをして悪い部分を治療しやすくします。 ラバーダムとは歯にゴムのマスクをして、その部分を出す治療法です。






  2. 顕微鏡歯科写真治療中です。
    メリットとして、1.治療成績が良い 2.舌を傷つけない 3.お薬を漏らさない などなどがあります。
    通常、他の国々ではあたりまえのようにしています。

    アメリカではペットの治療でも、このラバーダムをおこないます。



  3. 顕微鏡歯科写真治療の前後が、見えて精密な処置をおこなうことができました。

    精密であるほど、むし歯の再発をしにくいです。


    「歯を大切にしたい」そんな方には是非、受けていただきたい治療です。


顕微鏡歯科学会認定

日本顕微鏡歯科学会は顕微鏡を使っている、もしくはこれから勉強して使いたいという先生方の集まりです。現在、日本ではこの手術用顕微鏡は約6%くらいの普及率です。非常にすばらしい道具なのですが、扱いも難しいです。

学会の認定医になるには試験があります。筆記試験と実技試験です。実技試験は、自分が治療した動画を持ってきて、それを試験監督に見ていただくというものです。私が53番の番号をいただいているので、この認定医が少ないかおわかりいただけると思います。(ちなみに現在歯科医師は10万人ほどいると言われています。)

認定医になるには2名以上の先生の推薦状が必要でした。応援してくださった先生方、ありがとうございました。

「本当に歯を大切にしたい方」に選ばれています。

顕微鏡を使った精密な治療

削る道具削る道具
「できるだけ歯を保存したい。あまり削らないで欲しい」
すべての患者さん、ドクターが願っていることです。

顕微鏡を使用することにより、より、細かく歯を削って、むし歯だけを除去することができるようになりました。

金属の棒が3つあります。その先に、歯を削る道具がついてます。
そのうち、大きなもの(直径約0.5mm)は保険の治療で使っている道具です。
顕微鏡の治療では、写真の中の小さなもの(直径約0.1mm)を用いて治療しております。
大きすぎるむし歯は適応されませんが、小さなむし歯には最高の治療と考えております。

1本2万円から、詳しくはスタッフまで。

顕微鏡を使うメリットは「人に優しい治療」です。
必要以上に、体に負担をかけることがありません。歯の根っこの治療を昔受けていて、「何か調子よくない」とか「腫れてきた」と、いう方、お気軽に尋ねられてください。

顕微鏡、マイクロスコープで見えるもの

歯の写真顕微鏡で見えるものってなんでしょう?
一番の大きいことは、むし歯や昔の詰め物などの取り残しがないことを確認しております。
また、特に根っこ(神経)の治療では、神経の管の入り口の位置や数をしっかり把握することができます。

論文によると、上の大きな歯においては、裸眼では 50%しか、見ることができない管も、顕微鏡では82%においてみることができるそうです。(Baldassariらによる)

顕微鏡における治療のメリットはまだまだ、いっぱいあります。
見えることが、歯科治療において、とても大切だからです。

治療例

できるだけ削らない治療 できるだけ削らない治療についての説明です。
歯と歯の間に、とても小さなむし歯があります。

このむし歯を治すためには、従来の方法では、部分的な銀歯になってしまいます。
銀歯も、治療法としては良い方法なのですが、なんといっても、歯を削る量がとても多いです。

ちなみに、セラミックになると、削る量はさらに多くなります。
では、できるだけ削らない治療って、どんなものでしょうか?

【写真を交えて、みてみましょう。】

治療例

  1. この、お写真では、 大きな歯と小さな歯の間に 小さなむし歯があります。
    小さなむし歯が見えてきました。


  2. 少し歯を削ってみました。
    治療例見えにくかったむし歯が見え始めました。
    むし歯は、歯の中で広がっています。



  3. むし歯を除去しました。
    治療例顕微鏡を用いることで、むし歯を取り残すことを 極力なくしております。 写真は、どうしてもフラッシュの加減で、 黒く見えますが、完全にむし歯を 除去しております。


  4. 【治療後】
    治療例治療後の写真です。
    できるだけ歯を保存しておりますので、 自然な色合いが出ています。 また、咬み合わせに関係のある部分は削って おりませんので、咬みあわせが 変わることはありません。
    できるだけ削らない治療、できるだけ自分の歯を守る治療は 顕微鏡があってこそ可能になるのです。

顕微鏡を利用した外科処置

顕微鏡を治療した外科処置顕微鏡を利用することで、最小限の治療範囲で最大限の効果が得られます。 特に、歯肉(歯茎)下がってきた方には、効果があります。 詳しくは、当院にてご説明させて頂きます。

写真は、鈴木真名先生のコース終了後の写真です。 東京でご開業されており、東京SJCDの会長でもあります。 人間味もあり、非常に尊敬できる先生です。 新たな技術を学ばせて頂きました。