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インプラント

インプラント

インプラントとは?

インプラントについて、ご理解を深めていただくために、まず最初に天然の歯がどのように生えているかについて解説させていただきます。
歯はこのように、骨にささっていて、その骨をとりかこむように歯肉、いわゆる歯茎があります。
顎の骨に固定されていてるので、しっかり咬むことができます。

では、インプラントではどうでしょうか。

インプラントというのは、骨に直接、人工の歯を入れる治療をさします。
3つの部分からなっていて、フィクスチャーは骨に埋まっているのですが、これを使ってアバットメントを連結していきます。
このアバットメントに、セラミック、ゴールド等の被せものをつけていきます。
フィクスチャーが骨に入っていて、そこにアバットメントが連結されて、アバットメントに上部構造、いわゆる被せ物が入ります。この3つがあって、インプラントです。

インプラントのメリット

インプラントのメリットですが、まず、しっかり噛むことができます。
骨と直接くっついているので、グラグラしません。入れ歯みたいにとれることもありません。
また、隣の歯を削ったりしないので、他の歯に負担をかけません。

インプラントの危険性

インプラントについて、患者様より「危なくないんですか?」とご質問を受けることが多いです。
インプラント治療は50年以上の歴史があり治療実績もしっかりとした治療法です。
しかし、危険性もあります。
下顎には大きな血管があり、そこを傷つけてしまうと出血が止まらなくなることがあります。
また、ご病気で骨粗鬆症のお薬を飲んでおられる方で骨が溶けてしまったという報告があります。
しかし、10万人に1人と言われており非常に限られたケースです。
医療ですので、リスクは伴います。だからこそ、CT等きちんと検査を行う必要があります。
リスクが高い場合、こちらからお断りすることもあります。

インプラントのメンテナンス

一旦インプラントを入れた場合、出来るだけ長持ちさせたいです。
そのためには、お口の中を清潔に保つことが大事です。お家での歯磨きと歯医者さんでの定期的なメンテナンスが欠かせません。

お家でのメンテナンス

まずは歯磨きについてです。普通の歯と違って、歯とインプラントの間の溝が深いです。この溝にゴミが溜まりやすいので、ここをしっかり磨かないといけません。普通の歯ブラシだと奥までは届かないので、専用の歯ブラシがあります。
当院では、GC社のルシェロシリーズの インプラント専用歯ブラシをおすすめしています。インプラント専用の歯ブラシで溝をしっかり磨けるように、歯ブラシの毛が長く、徐々に細くなっており、溝のなかに入るように工夫されています。天然の歯も磨けるように真ん中には短めでしっかりした毛が植えられています。インプラントを入れられている患者様の多くは天然の歯もお口のなかにあると思います。歯ブラシをきりかえることなく、この1本で全体を磨くことができます。
一方、もう少ししっかりとケアしたいと思われる方のために、こういったGC社 ルシェロ ペリオブラシというものがあります。
こちらは、毛先が1本1本が細いので、インプラントと歯茎の間の溝に入ります。さきほどの歯ブラシと比較して、斜めに角度をつけて歯磨きするので、よりしっかりと、溝の奥まで毛先が入ります。ですから、よりしっかりと磨くことができます。また、ブラシの色がブルーなので汚れを確認しやすいです。使うのはちょっと、慣れが入りますが、なれれば、すごく便利で、きれいになるなーというのが実感できると思います。

歯医者さんでのメインテナンス

歯医者さんでのメインテナンスについて説明いたします。インプラントのメインテナンスではこの上部構造などを定期的に外して、磨くことがあります。ですから、外しやすい構造が望ましいのです。外しやすいインプラントですが、インプラントの上部構造を固定する方法は2種類あって、スクリューで固定するスクリュー固定とセメントで仮付けするセメント固定があります。

どっちがいいの?と聞かれますと、可能ならスクリュー固定がいいと思います。

とにかくメインテナンスしやすいのを考えると、やはりこのスクリュー固定が一番いいと思います。ただ、スクリュー固定ですが、ネジがインプラント、フィクスチャーに入らないとダメなので、つまり、インプラントのポジションが大事です。少し角度が違うだけで、ネジが入らなくなってしまいます。

セメント固定はどうでしょうか?ということですが、これはどうしてもスクリューの穴が気になるという方や、骨の形から、どうしてもスクリュー固定ができない方の場合、セメント固定をすることもあります。

いずれにせよ、インプラントというのは、すばらしい治療法で、他の歯を守る、またしっかり咬めますが、リスクはありますので、きちんと検査をすることが一番大事だと思います。

 

治療症例
症例1

【お口の中の写真】
患者さんは、昔に抜歯されたそうです。そのあと、入れ歯で生活してこられたのですが・・・・・
どうしても、入れ歯だと「硬いものを食べれない」「ゴルフのとき、力いっぱい打てない」など、気にされていました。

【レントゲン写真】
レントゲン写真です。説明用に大きく撮影しております。
最新のCTを備えており、立体的な骨の形を把握することができます。従来のレントゲンでは限界がありました。骨を立体的に把握できるCTはなくてはならないものです。私の場合、CTがないと怖くてインプラントを埋入(手術すること)できません。

【歯周病の検査】
インプラントをする部位だけでなく、お口の中の健康状態をチェックする必要があります。
こちらは歯周病の検査をあらわしています。歯がどれくらいしっかりと、骨に埋まっているかなどを検査します

【治療後の咬み合わせのチェック】
この写真は、今回の患者さんではありません。
必要な場合は、技工士さんと相談して、治療後にどんな咬み合わせをするのか。
また、顎や他の歯並びと調和しているのかを チェックします。Kavoの咬合器(プロター7)を使用しています。

【ステント装着】
理想的な咬み合わせを作ったら、それを得るためにはどの位置にインプラントを埋めるかを決定します。
インプラントには細かな決まりがありますので、それにあうように、埋める位置をあらかじめ技工士さんと決めておきます。できるだけ慎重にきめます。

【レントゲン】
さらに、その位置が本当に正しいかをレントゲンでチェックします。

【仮歯】
インプラントのの上に、被せ物をつくらないといけません。でも、いきなり、最終的な被せ物をつくりません。
まずは仮歯を入れて、咬み合わせに問題がないか?きちんと歯磨きはできているのか?などをチェックします。
なお、仮歯とはいえ、かなりしっかりしています。こちらの患者さんは「アワビが食べられるようになった」と、うれしそうに話してくださいました。

症例2

【2008年時】
患者さんは、昔に抜歯されたそうです。右下に3本、左下に1本インプラントが埋入されています。
この間、トラブルはありませんでした。奥歯なので、しっかりかめるように金属で仕上げております。

【2014年時】
インプラントをする前は右側ではものを食べることができず、「お食事が楽しくなかった。楽しめなかった」ということでした。
インプラントをしてから、何でも食べれるようになり、「レストランでのデートが楽しくなりました」とのお声をいただきました!!

症例3

【前歯が折れてしまっている方の写真】
保険の被せものが入っている歯がありますが、そこが折れてしまっています。折れている歯を抜歯し、そこへインプラントを埋入しました。

 

 

【どこにインプラントが埋入されているか、分かりますか?】
患者様も気に入られて、現在も過ごされています。

インプラント(基礎知識編)

インプラント(メインテナンス編)

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