1. トップページ
  2. ブログ
  3. » 経口補水液とスポーツドリンク

経口補水液とスポーツドリンク

経口補水液とスポーツドリンク

スポーツドリンクと経口補水液

小児患者にとどまらず、最近はスポーツジム通いの患者に多発するカリエスが認められることがあります。問診より、スポーツドリンクが原因でカリエスになっていることを突き止めることができました。
私「むし歯が多く見られますので、スポーツドリンクは控えめにされてください。」
患者「熱中症が怖いので・・やめる気はないです。」
このような会話を交わしました。
ところで、このスポーツドリンクは本当に熱中症対策になるのでしょうか?経口補水液の塩分濃度は500mlあたりナトリウム600mgです。一方、あるスポーツドリンクでは245mg、別のスポーツドリンクでは200mgしかありません。つまり電解質の補給には適していません。
 水分の補給になるのか?ということですが・・・水分補給では吸収効率が良いのはブドウ糖2%前後です。スポーツドリンクは、美味しさの追及からこの2、3倍の濃度の糖質が含まれています。つまり、水分補給には不向きです。

市販の経口補水液も酸性度や人工甘味料の問題もあるので、経口補水液は自分で作ることが推奨されています。
作り方は
水500mlに
1. ブドウ糖 10g
2. 食塩 約1〜1.5g
3. 重曹 約1g
4. レモンかオレンジの絞り汁 少量
ブドウ糖はドラッグストアやネット通販で入手可能。
発汗後なら1、2のみ、下痢・嘔吐後は3、4を加える方が良いでしょう。

参考文献 月刊 歯科衛生士 16年12月号
スポーツドリンクを経口補水液 豊田先生著

この記事が書かれた日:2017年01月11日

カテゴリ:おすすめ記事